「不登校」ゼミ|不登校から、子どもの学び育ちと学校のことを考える連続学習会

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1回目|7/3日(土)13:00-15:00
『不登校の子どもたちに30年関わる方から見える不登校の景色』
日本で不登校(登校拒否)の問題が注目されるようになった80年代後半から不登校の子どもたちに30年間、関わり続けてきた、江川さんをゲストにお招きします。不登校を取り巻く出来事や社会の流れや、年表的に振り返りながら、江川さん自身の出会ってきた子どもたちのことや、ご経験をうかがいます。

// GUEST //
江川和弥さん:NPO法人寺子屋方丈舎理事長
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2回目|7/24(土) 14:00-16:00
『フリースクール運営者から見える不登校の景色』

若くして、大阪でフリースクールを運営する木脇さんと三科さんをゲストにお招きします。日頃、子どもたちとの関わりの中で感じていること、不登校の子どもたちを受けとめるフリースクールという立場から学校はどんなふうに見えるのか、これからのビジョンなどをうかがいます。


// GUEST //
木脇嶺さん:一般社団法人はらいふ 代表理事
三科元明さん:NPO法人ここ理事長
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3回目|8/6(金) 20:30-22:00
『当事者・経験者から見える不登校の景色』
子ども時代に不登校を経験し、オルタナティブ大学での学びを通して、自分の不登校経験や生きづらさを”解体”し、「自分から始まる学び」を探求してきた石本さんと長井さんをゲストにお招きします。不登校になることで、子どもに起こる「つらさ」や、経験される「しんどさ」とは一体どんなものなのか。長年お二人が「じぶん研究」を通して言語化されてきたことを、ご自身の経験からうかがいます。

// GUEST //
石本恵美さん・長井岳さん:創造集団440Hz
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企画紹介

「子どもが不登校になって、学校や教育のことを改めて考えるようになった」「関わっている子どもの居場所に、不登校状態の子がやってきて、自分にできることを探している」「居場所を感じられる学校、安心できる関わりって、どうあればいいのかを考えたい」
このゼミは、そんな皆さんにぜひご参加いただきたいと思っています。
さまざまな立場の方をゲストに、それぞれの視点から見える「不登校の景色」を皆さんと共有したいと思います。
「積極的不登校」という言葉も登場し、学びの場の選択肢も広がってきたように感じられる今、改めて正面から「不登校」をテーマに学び合う連続企画です。ぜひご参加ください。

▼こんな人にオススメです。
・現在学校に行っていない、行けずにいる、もしくは、
 ホームエデュケーションやフリースクール、オルタナティブスクールで育っているお子さんの保護者の方。
・フリースクール、オルタナティブスクールなど、多様な学びの場のスタッフやボランティア、関係者の方。
・子どもの居場所を運営している、もしくは、これから立ち上げようとしている方。
・かつて不登校だった/不登校になっていたかもしれないと感じる人。
・クラスや学校で、不登校や不登校傾向の子どもと出会ったことがある学校の先生。

 

各回のゲスト紹介

1回目|7/3日(土)13:00-15:00 『不登校の子どもたちに30年関わる方から見える不登校の景色』

江川和弥さん:NPO法人寺子屋方丈舎理事長
NPO法人寺子屋方丈舎理事長、NPO法人フリースクール全国ネットワーク代表理事、日本子どもNPOセンター監事。
1964年生。高校中退し大検合格により大学へ。専修大学法学部卒 95年〜99年会津若松市教育委員会教育相談員(不登校問題に関わる) 1999年寺子屋方丈舎設立 2002〜2003年 福島県子育て子育ち推進会議委員。

<江川さんが理事長を務める「寺子屋方丈舎」とは?>
寺子屋方丈舎を設立したのは22年ほど前。福島県会津にあるフリースクール です。学校に通う、通わないに関わらず、どの子も同じように学び、成長できる場として立ち上げました。これまで200名余の子どもたちが、ここを終えています。自分の頭で考えて、行動すること。失敗からも、たくさんの学びを手にいれることができます。 学校が合わないと言うことをきっかけに、子どもたちは成長するきっかけを手にいれることができます。

2回目|7/24(土) 14:00-16:00 『フリースクール運営者から見える不登校の景色』

木脇嶺さん:一般社団法人はらいふ 代表理事
17歳のとき高校を中退。そのころの、社会から孤立した感覚と、周囲に支えられた経験が自身に強い影響を与えている。その後、高校卒業程度認定試験を経て大阪教育大学の夜間部に進学し、小学校教員免許を取得。しかし、「学校に通っている場合ではない子どもにこそ関わりたい」と考えるようになる。2010年より、NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝にて、中学生・高校生を対象にした居場所づくり・不登校や奨学金など教育相談等の地域教育事業に従事。また、生活困窮者自立支援法に基づく相談員も経験。2016年3月に同法人を退職し、現在の活動に至る。妻と3歳の娘とシェアメイトと共に、フリースクールに住みながら運営。

<木脇さんが代表を務める「フリースクールはらいふ」とは?>
高槻市”原”地域にある自然豊かな一軒家で、10代のこども・若者を対象にした自由な学びの場をつくっています。また、不登校や高校中退に関する無料相談を行っています。 学校へ行きたくない、行きたくても行けない。あるいは、学校を辞めてしまった人もいるでしょう。学校に行くだけが学ぶ方法ではないとわかっていても、学習をしたり、体験活動をしたり、友達をつくったり…という環境を得ることは、なかなか大変なことだと思います。 それは、個人や家庭の問題ではありません。寄り添い、サポートされることも含めて、一人ひとりにあった学びの場が保障される社会をつくっていきたい。そんなふうに私たちは思っています。 自分が自分であることを大事にしながら、人や社会とどうつながって生きていくのか… そんなことをゆっくり探しながら過ごせるところが、フリースクールはらいふです。
三科元明さん:NPO法人ここ理事長
大学生の時にミュージシャンを目指し路上ライブをしていたことがきっかけで様々な背景を持つ子どもたちと出逢う。夜回り活動や訪問支援の後、2008年に吹田市で不登校の子どもたちの学校外の学びの場「フリースクールここ」を運営するNPO法人ここを設立。2020年大阪府フリースクール等ネットワーク代表理事に就任。一児の父。

<三科さんが理事長を務める「NPO法人ここ」とは?>
・フリースクールここ吹田校【あまかり】の運営(約30名が在籍)
学習支援(教科学習・体育・芸術・アクティブラーニング)、遠足・キャンプなどの行事、たこ焼き屋出店・地域の商店街でのアルバイト経験
・フリースクールここ南吹田校【いどばた】の運営(約15名が在籍)
野菜作り、学習支援(教科学習・体育・芸術)、遠足・キャンプなどの行事
・フリースクールここ淡路校【ういるも】の運営(約10名が在籍)
コーヒースタンド「KOKO Cafe」の運営、学習支援(教科学習・体育・芸術)、遠足・キャンプなどの行事
・フリースクールここオンライン校【えんたあ】の運営
・アウトリーチ型訪問支援事業【stay home,wait us】の実施
・親の会【おやさんぽ】の実施

3回目|8/6(金) 20:30-22:00 『当事者・経験者から見える不登校の景色』

石本恵美さん

千葉県柏市出身。中学2年で不登校になり、フリースクールへ通う。20代は雫穿大学で学ぶ。主に映像制作を学び、ドキュメンタリーや海外のオルタナティブ教育を紹介する教材ビデオなどを手掛けた。440Hzでの主な担当は映像制作。

長井岳さん

福島県出身。中学で不登校を経験。その後、水道配管工、サポート校を経て、一般大学中退後、雫穿大学に入る。不登校・デモクラティック教育等を学び、ソーラーカー制作、演劇活動を経て、自分から始まる研究(当事者研究)を行う。440Hzでは、主に企画・各種ワークショップを行う。

<石本さん・長井さんが働く「創造集団440Hz」とは?>
創造集団440Hz(以下、440Hz)は、全ての人々にとって生きやすい社会になることを目指して活動する「社会的企業」です。 起業したメンバーは「自分から始まる学び・探究の場」である雫穿大学(てきせんだいがく)の修了生です。それぞれ、不登校経験を始めとする多様な背景を持ち、その背景を大事にしながら、「自分から始まる生き方」を実現するために活動しています。映像・デザイン・WEBサイト制作などを行っています。

開催概要

【 各回の流れ 】毎回、おおむね以下のような流れとなります。

☑︎自己紹介 / チェックイン(5分)
☑︎ゲストの方より話題提供をいただく(40分)
☑︎ブレークアウトルームでの対話・感想共有(20分)
☑︎Q&A・全体での対話(20分)
☑︎チェックアウト(5分)

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