セーフティーネットとしての学校を考える 〜先生だけで抱え込まない支援のかたちを探る〜

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①4/13(水) 20:00-21:30 『スクールカウンセラー 〜心理専門職の視点から〜』
② 4/23(土) 13:00-14:30 スクールソーシャルワーカー 〜福祉専門職の視点から〜
③ 4/27(水) 20:00-21:30 支援をコーディネートする教員の視点から

企画紹介

「チーム学校」という言葉をご存知ですか?現在配置されている教員に加え、心理や福祉といった多様な専門性をもつ職員が学校に入り、それぞれの専門性を活かして連携・分担を図りながらチームとして子どもの育ちをサポートするという考え方です。 学校の先生たちからも、 「一人ひとりに子ども達に合った支援のニーズがとても高いが教員だけでは限界」 「スクールソーシャルワーカー(SSW)がいてくれると福祉との連携がスムーズで助かる」 「精神的なトラブルを抱えている子が少なくないけれど、通院のハードルが高いため、学校で専門家と繋がれるといい」 といった 声が聞こえてきます。 一方で、各専門職は非常勤であることも多く、教職員チームの中に位置づきづらい、 連携のためのコーディネートが難しいといった現状もあります。それぞれに専門性を持った人たちが子どもを真ん中に連携し、 “よりよい支援“を実現するために、できることは?必要なことは? エデュコレonlineでは、実際に学校に関わる専門職の方と支援コーディネーターの先生をお招きし、セーフティーネットとしての学校はどうあるべきか、皆さんと一緒に考える機会をつくりました。 1回目は、心理専門職であるスクールカウンセラー 2回目は、福祉専門職であるスクールソーシャルワーカー 3回目は、支援コーディネーター(人権教育/教育相談)の先生 をゲストに迎えてお話を伺います。 学校関係者はもちろん、フリースクールやオルタナティブスクール、地域で居場所づくりに関わる人なども、ぜひご参加ください!

各回のテーマ&聞き手紹介

① 4/13(水) 20:00-21:30 『スクールカウンセラー〜心理専門職の視点から〜』
Talker:中村仁美さん 中村仁美さん
三重県出身/大阪府北摂在住/大阪外国語大学地域文化学科フランス語専攻・卒 Yasmine.handworks主宰 現在、大阪府で小・中・高等学校のスクールカウンセリング及び電話教育相談の現場に携わり、 主に教育の臨床領域で活動しながら、「学校」という組織で起こる様々な心の物語を、多様な側面から見つめ考える日々を送る。 ・・ 外国語大学在学中は、国際交流団体でボランティア・コーディネーターとして活動し、多様な人や文化や価値観に触れる日々を送る。 中学教師だった両親の影響で 「あんたは先生になるんよ」と言われ続け、教職免許を苦労して取るも、卒業直前に見た 「高槻ジャズストリート」 でフランスのロマ音楽に出会い、進路を考え直す。 一度音楽家を目指し自由に生きてみることにして、大阪府箕面市の「NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝」で働きはじめる。 同NPOでは、福祉&教育のフィールドでコミュニティソーシャルワークに携わり、生涯学習・地域交流・若者の居場所事業・学校連携・人権啓発などを主に担当。 イベント企画・コーディネーターとして、2020年までの16年にわたり経験を積む。 また、NPOと演奏の仕事と平行して、電話教育相談やこどもSNS相談の相談員及び事業マネジメントにも携わり(2014年〜現在)、 こどもや保護者、教職員等からのあらゆる相談に寄り添う中で、こどもを取り巻く様々な状況を、社会の裏側から見つめる経験を積む。 その経験から、公認心理師資格を取得し、現在に至る。 ・・・・・ コントラバス奏者としての顔も持ち、現在に至るまで、様々なプロジェクトや現場に携わる。 スタイルは、JAZZをベースにしながらも自由な形が多く、ヨガや朗読とのコラボレーション等多岐にわたる。 2012年・2013年には、詩人の谷川俊太郎氏のオープニングアクトとして出演。 これまでに、カフェ、ホール、ホテル、ブライダル、美術館、ギャラリー、書店、寺院、学校、空港、ミニシアター、プラネタリウム、京大吉田寮、など、様々な場所でパフォーマンスを行う。 また、心理占星家・タロロジスト・レイキセラピストとしての顔も持ち、様々なツールとメソッドを統合した個人セッション&セラピーを、日々行っている。
② 4/23(土) 13:00-14:30 『スクールソーシャルワーカー 〜福祉専門職の視点から〜』
Talker:守田典子さん 守田典子さん
社会福祉士、スクールソーシャルワーカー(SSW)、児童家庭支援センター相談員。 子ども家庭福祉分野のソーシャルワークを専門に実践を行ってきました。 執筆等: 有斐閣『子ども虐待ケース・マネージメント・マニュアル』2001、第一法規『子ども虐待の予防とケアのすべて』(加除式図書2949の81、2949の121、2949の131)2020、2021 ・・・・・ ここ10数年はSSWの仕事に邁進してきました。不登校、学級不適応、いじめ、家庭の種々の困難さ、子どもの心身の状態や行動に悩む親御さん・子ども本人・学校の相談に乗りながら、出来ることを一緒に考え、必要な環境(学校・関係機関・人)との調整を行なうなどしながら伴走しています。学級単位などのグループワーク(RJ・トーキングサークル)を行うこともあります。
③ 4/27(水) 20:00-21:30 『支援をコーディネートする教員の視点から』
Talker:森ゆみ子さん
大阪府立西成高校・教員。 指導教諭を経て、首席、教科は福祉科(元は家庭科)、人権教育推進委員長、生徒支援室室長を担当。 大学時代から、大阪府子ども家庭センターにて、ひきこもりや不登校児のメンタル・フレンドとして、 児童福祉司等の助言・指導のもとに家庭訪問やグループ活動、キャンプ引率などのボランティアを経験。 教職に就いて講師を含むと24年、現在、「生徒支援」をキーワードに、日々ひとりひとりの生徒に向き合いながらさまざまなケース対応に取り組んでいる。 ・・・・・ 西成高校では生徒支援室という分掌があり、そこから生徒を丸ごと支援する体制をとっています。ただ、すべて支援するわけではなく、必要な支援を話し合いながらしています。

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