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公教育

12/5開催の エデュコレonlineFESプレ企画!「それでも公立学校はおもしろい!-日本とアメリカの社会の動きと学校現場-」

格差と分断が進む中、少ないリソースの中での舵取りをせざるを得ない公立学校ではありますが、それでもそこにはキラリとひかる実践や、示唆に富む授業・取り組み、豊かな人間模様が存在します。澤田さんは、日本でも、アメリカでも、公立学校のフィールドワークを重ねてこられた方です。日本よりもさらに厳しい教育格差があるアメリカ社会で、民主的な学校づくりに取り組んでいる現場のことや、日本で奮闘する学校のことをお話いただけます。この対談では、武田と大下が肌で感じている問題意識をぶつけさせていただき、澤田さんとのやりとりの中で、これからに活きるヒントを探っていきます。

軽井沢風越学園|子どもも大人も、つくり手である~試行錯誤し、変態し続ける学校~

「2020年4月に開設した「軽井沢風越学園(かるいざわかざこしがくえん)」はどんな子どもにも幸せな子ども時代を過ごしてほしい。遊びが学びへとつながっていく、この人間の自然な育ちを大切にした学校をつくりたい。そうした思いをベースにつくられた3歳から15歳までが一つの校舎で学ぶ学校です。

自由学園|100年続く”自由”をめざす教育~日々の生活から学び、よく生きる人を育てる~

自由学園は、1921年に羽仁もと子、吉一夫妻によって東京・池袋の地につくられた小さな女学校を始まりとする。その後、初等部(小学校)、男子部門(中等科・高等科)と手を広げ、現在は幼稚園から大学までをもつ一貫校となっている。今年で創立100周年を迎える。 「生活即教育」を理念に、生活に根差した教育を目指し、養豚、養魚、畑、果樹、木工を中心とした「産業」の授業があることも大きな特徴で、生徒が自ら、生産、流通を担うことを通して学んでいる。

一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー〜行政×地域×ユタラボでつくりだすライフキャリア教育

2020年に立ち上がったばかりの一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー(通称ユタラボ)。島根県益田市を拠点に、「ひとづくり」と「居場所づくり」の2軸で事業を展開しています。 元おもちゃ屋さんの倉庫を改装したオフィスは、高校生が放課後に自由に立ち寄れるサードプレイス「viva!あそびば」として開放。 高校生のやりたいから生まれたマイプロジェクトの伴走や、地域の大人と高校生が学び合うようなライフキャリア教育の場を提供しています。

北星学園余市高校〜全国から集う個性豊かな生徒たちが、集団の中で学び育ち合う私立高校〜

北海道にある北星学園余市高校は、生徒の7割が道外から集います。年齢も中学校卒業から数年経っている子も。それは、不登校で悩んでいる生徒や、非行を経験した生徒、高校を中退してしまったがもう一度やり直したいと考えている生徒を全国から受け入れているからです。また、北海道では特に、中学時点までに発達障害と診断されたり、その可能性があると言われた子ども達に対する進路指導として、特別支援学校を勧められることも多いのですが、その子たちも北星余市高校には多く入学してきます。 「子どもたちを集団の中で育てる」という教育方針をもち、いわゆる「ヤンチャな生徒」も「おとなしい生徒」も同じ教室・学校の中で共に学び、地域の下宿での寮で共に暮らし、高校生活をつくり上げていきます。

津和野町教育魅力化事業〜まち全体が学びの場!高校統廃合の危機から始まった0歳からの人づくり〜

島根県の津和野町では、生徒数減少による高校の統廃合の危機を受け、高校魅力化事業を開始。学校だけでなく「まち全体を学びの場」に見立てることで魅力化を図り、地域の素材をテーマにしたプロジェクト型の学習を展開。コーディネーターの配置や無料の町営英語塾の開設、職員室の魅力化「センセイオフィス」など様々な取り組みを実践。さらに「0歳児からのひとづくり」というビジョンを立て、小中学校にも展開し、系統的な学びを展開する。現在は幼児教育コーディネーターの配置や幼児教育の魅力化を図っている。