「尊重としての対話」ゼミ | 思春期の子ども支援と、つながりをつくる対話について学ぶ連続学習会

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1回目|1/30(日) 10:00-11:30
『修復的対話(RJ)総論・思春期の子どもを巡る課題』

修復的対話(RJ)の総論と、思春期の子どもを巡る課題についてのお話。
2回目|2/26(土) 20:00-21:30
『思春期の子どもたちの対話の実践事例紹介・
 RJサークル(修復的対話)体験』

思春期の子どもたちの対話の実践事例のお話と、山下先生のリードでのRJサークル(修復的対話)の体験。

3回目|3/26(土) 10:00-11:30
『教育現場における、
 人間尊重を土台とした対話の場を持つことの価値や意義』

教育現場で、人間尊重を土台とした対話の場を持つことの価値や意義のお話。
 

企画紹介

対話という言葉は、教育現場の様々な場面で使われているように思います。学んだ内容や、それぞれの考えを深める目的での対話には馴染みがあるかもしれませんが、「自己表現としての」「他者理解としての」「問題解決としての」、自他とのつながりを紡ぐ対話のあり方を経験したことがある方は、もしかすると多くないかもしれません。

自分でも気づいていなかったような、奥底にある思いが表出し、仲間とのつながりを味わった時、子どもたちの中に変容が起こります。時には、それを見ている大人たちにも。

本ゼミでは、人間尊重を土台とした対話の場の意義や価値と、教育との関係性について学んでいきます。世界の先住民が平和的な問題解決の方法として用いてきた知恵をふまえて編み出された「修復的対話 (RJ)」の実践者であり、スクールソーシャルワーク(SSW)を日本に導入し、思春期の子どもたちの居場所活動や対話の場をつくり続けてきた、山下英三郎さんを講師にお招きします。

第1回は、修復的対話(RJ)の総論と、思春期の子どもを巡る課題についてのお話。
第2回は、思春期の子どもたちの対話の実践事例のお話と、山下先生のリードでのRJサークル(修復的対話)の体験。
第3回は、教育現場で、人間尊重を土台とした対話の場を持つことの価値や意義のお話。

子どもたち一人ひとりが尊重される教室や社会につながる対話の在り方について、参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。
少しでもピンときた方は、輪になって、共に学びましょう!

ゲストとスタッフ紹介

ゲスト:山下英三郎さん

1980年代半ばから、埼玉県所沢市でわが国にスクールソーシャルワークを導入することを目的として活動を始め、同時に居場所活動やセルフヘルプ・グループの立ち上げと運営に携わった。1990年代後半に日本社会事業大学教員として2016年まで勤務。その間、モンゴルの児童支援活動を行う。日本社会事業大学名誉教授・モンゴル国立教育大学名誉教授・日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長(どういうわけか、名誉〇〇が多い)。

ソーシャルワークをはじめとする対人援助に携わる人たちが活動の基盤を固めたり、新たなスキルを身につけるためだけではなく、あらゆる人たちに開かれた場である、NPO法人コスモス村で研修を実施している。

<NPO法人コスモス村とは?>
長野県の八ヶ岳山腹にて、月1度の少人数(最大5人)による宿泊型(3泊4日)研修を主とした活動を行っています。研修の内容は、「ソーシャルワーク基礎講座」と「修復的対話」であり、それらを隔月で実施しています。研修は少人数制の特徴を生かし、講師及び参加者相互の対話に重きを置いており、講師対受講者という一方通行的な進め方ではなく、全員の相互交流を大切にしています。 参加者の要件や地域を限定していないため、さまざまな職域の方たち(無職の方も含む)が参加され、地域も全国各地にわたっています。 この研修は単なる一過性のものではなく、ひとつのコミュニティ作りの意味も有しているので、受講生相互がコスモス村の村民として出会い、つながる機会とすることを企図しているものです。

スタッフ:吉川ヒロ

主催団体「Demo」スタッフ/エデュコレonline事業担当。コスモス村村民。
学生時代に行ったマレーシアで、同い年の村人の子から「日本っていいな」と言われた時の衝撃や、私立の中高大で学び育った自分の環境が金銭的・環境的に大変恵まれていたと気づいたことなどを通して、人の存在が平等に扱われていないことや、その環境や背景によって分断されていることに違和感や痛みを感じている。人間尊重を土台とし、平和的かつ協働的につながりを紡いでいく「修復的対話」に惹かれ、2020年にコスモス村の「修復的対話」研修を受講し村民に仲間入り。人の違いを、間違いでなく豊かさに変えていく道を探究している。

開催概要

【 各回の流れ 】毎回、おおむね以下のような流れとなります。

☑︎自己紹介 / チェックイン(10分)
☑︎ゲストの方より当該回に関わる話題提供(50分)
☑︎実践ワーク もしくは、山下先生と司会や参加者による質疑応答(25分)
☑︎チェックアウト(5分)

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