外国につながりのある子ども若者の教育をみんなで学び考える連続学習会

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①11/25(木) 19:30-21:00
『言葉がわからないってどういうこと?』

公立小学校で日本語指導担当をしている先生から、日本語教育/母語教育のお話を伺いました。

 

②12/11(土) 19:30-21:00
『外国から来て、ここで暮らすって、どういうこと?』

ニューカマー(海外から転入した)子どもだった方から、外国につながりをもつ子どもの勉強や進路のお話を伺いました。

 

③2022/1/15(土) 10:00-11:30『日本生まれで”外国ルーツ”を持つってどういうこと?』

オールドタイマー(在日コリアン)で、公立中学校の先生から、現場で働く思いや実践・教材づくりのお話を伺いました。

 

企画紹介

 

文部科学省によると、日本にいる外国人の子どもたちは、小学生相当は約8万人、中学生相当約3万人と言われています(2020年調査)。

今や学校に行けば、教室の案内板や、連絡のプリントなどが多言語で示されていることも少なくない現状。様々な肌や髪の色の子ども達が混ざり合いながら学んでいたり、民族学級・国際学級が設けられている風景も珍しいものではありません。

とはいえ、この国は、多様なルーツを持つ子どもたちにとって過ごしやすい環境を作れているのでしょうか。

「言葉がわからないってどういうこと?」
「外国から来て、ここで暮らすって、どういうこと?」
「日本生まれで”外国ルーツ”を持つってどういうこと?」

本ゼミでは、そんな切り口から、外国につながりを持つ子どもたちが抱きやすい困難や、実際にどんな取り組みがなされているのかを紹介していきます。

第1回は、公立小学校で日本語指導担当をしている先生から、日本語教育/母語教育のお話。
第2回は、ニューカマー(海外から転入した)子どもだった方から、外国につながりをもつ子どもの勉強や進路のお話。
第3回は、オールドタイマー(在日コリアン)で、公立中学校の先生から、現場で働く思いや実践・教材づくりのお話。

『外国につながりがある』ということを様々に取り上げながら、一人ひとり違う、個性やニーズが大切に扱われる学校や社会の在り方について、参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。

なんだか気になる、心惹かれるものがあるぞ、という方は、ぜひ気軽にご参加ください!

 

各回のテーマとゲスト紹介

①11/25(木) 19:30-21:00『言葉がわからないってどういうこと?』

公立小学校で日本語指導担当をしている先生から、日本語教育/母語教育のお話を伺います。

 

田本和美さん

田本和実さん
松原市立松原南小学校日本語指導担当。大阪府外教・松原市外教事務局。
『隣に座っている子の様子や気持ちに心を傾けられる。』 『困っている人を困らせない。』 『頑張っている自分だけでなく、疲れている自分や、うまく行かずに困っている自分も出せる』集団づくりを目標に日々奮闘中!

 

<大阪府外教・松原市外教事務局 とは?>
府在日外国人教育研究協議会(府外教) 松原市在日外国人教育研究協議会(市外教)では、外国にルーツのある子どもたちの自己肯定感を高め、仲間とのつながりをつくり、深めるための活動を推進しています。また、教職員自身が、魅力溢れる方々と出会い、人権感覚を育むことも、大切にしています。 日本語指導では、校内と市内に点在している外国にルーツがあり、特別な教育課程での日本語指導を要する子どもたちと、学習しています。また、母語や母文化を大切にする心を育む活動として、母語教室にとりくんでいます。

 

世話人:北川知子さん
大阪教育大学非常勤講師として、人権・多文化共生にかかわる授業を大学で担当。同時にNPO法人とんだばやし国際交流協会理事長として地域の多文化共生推進の取り組みをしており、主に子ども関係の居場所・学習支援、小中学校での研修や実践交流のお手伝いをしている。
今回のゼミでは、3回を通して、制度や歴史や社会課題といった背景部分の学びを主にサポート予定。

 

 

*スタッフ:吉川寛(ヒロ)
主催団体「Demo」スタッフ/エデュコレonline事業担当。
知る限りは日本のルーツを持ち、私立の中高大で学び育った。しかし、大人になってからその環境が金銭的・環境的に大変恵まれていた上に、とても同質的だったことを自覚。こどもの学ぶ権利や、同じこの国で生きる権利は平等なはずなのに、この自分と、出身地やルーツが異なる友人たちや仲間たちとの間にある何らかの差にモヤモヤしている。3回を通して運営サポートを行うとともに、参加者の皆様と同じ立場で学びを進める。

②12/11(土) 19:30-21:00『外国から来て、ここで暮らすって、どういうこと?』

ニューカマー(海外から転入した)子どもだった方から、外国につながりをもつ子どもの勉強や進路のお話を伺います。

 

オチャンテ 村井 ロサ メルセデスさん
ペルー リマ市に生まれ、15歳の時に来日。中学校3年生に編入し、定時制高校を卒業。三重大学大学院を修了し、三重県で外国人児童生徒巡回相談員を経て、現在桃山学院教育大学人間教育学部で准教授を務め、ニューカマーの子どもたちの教育研究を行っている。また、三重県を中心に多文化共生や国際理解に関わる活動に参加すると共にNGO「大阪ラテンアメリカの会」副会長として南米支援の翻訳・通訳等を行っている。

③2022/1/15(土) 10:00-11:30『日本生まれで”外国ルーツ”を持つってどういうこと?』

オールドタイマー(在日コリアン)で、公立中学校の先生から、現場で働く思いや実践・教材づくりのお話を伺います。

 

柴田昌平/林昌平さん
1983年生まれ。大学院修了後、中学校教員となる。専門は美術。在日韓国・朝鮮人の4世。2013年に韓国に留学し、朝鮮語や文化を学びながら、自身のルーツの地と断絶していた親戚を探し求める。帰国後、大阪にくらす外国にルーツのある子どもたちのアイデンティティを育む教育に携わり、そこに寄り添う教員の研修等を続ける。 また、外国にルーツのある子どもたちを中心とした先生方の実践を共有する研究集会をはじめ、当事者との出会いや外国人の人権を考えるための学習会やセミナー等の研修も企画運営している。

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