7月のエデュコレonline FES|コロナと、教育と、マイノリティ

FES fes2007

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▶︎ Talk Session ◀︎
<コロナと、障害を持つ子ども・若者たち>
野口晃菜さん|LITALICO研究所所長
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津田憲吾さん|発達障害専門学習塾marble・作業療法士
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小倉理佳さん|SMA SHIP 代表

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▶︎ Seminar A ◀︎
コロナと、外国ルーツの子ども・若者たち>
金光敏(キムクァンミン)さん|Minamiこども教室実行委員長

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▶︎ Seminar B ◀︎
<コロナと、LGBTQの子ども・若者たち>
遠藤まめたさん|LGBTユースのための居場所・にじーず代表

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企画紹介

6月のエデュコレ online FESのテーマは、「コロナと、教育と、マイノリティ」。
コロナ禍で多くの人がストレスや負担を感じながら生活している昨今。平時から、困難が集中しやすいマイノリティの子どもや若者たちは、どんなふうに過ごしているのでしょうか?

社会のさまざまな歪みや問題は、普段から声を聞かれにくいマイノリティの人たちに特に集中して現れます。今回のコロナショックによって、さらにしんどさが増してしまったことは、なんだったのか。その一方で、ポジティブな変化や影響もあったのか。だとしたら、それってどんなところ?
マイノリティの声が、自然とマジョリティに届く、ということはほとんどないからこそ、あえて聞こうとする、知ろうとすることが必要ではないでしょうか?
  
そんな思いから、今回は、「マイノリティ」に焦点を当て、その視点から、コロナショックで起きていることを捉えようとしたいと思います。また、今起きていることを学びとして、より多様性に開かれた教育現場や社会に変化させていくために
私たち一人ひとりには何ができるのか。そのことも、皆さんと共に考えられたら幸いです。

各回のテーマとゲスト紹介

▶︎ Talk Session ◀︎
障害を持つ子ども・若者たち

当事者・支援者・研究者・・・それぞれの立場から見える、
コロナ禍における障害を持つ子ども・若者たちの現状とは??
ゲストの方々から、エピソードや実感をうかがい、私たちの社会が抱える課題や
ここから何を学びとるのか、一緒に考えたいと思います。

☑︎ コロナ禍で障害のある子どもたち・若者たちはどう過ごしてきた?
☑︎ 学校や教師は、何ができたのか。できなかったのか。
☑︎ 学校再開後、障害がある子どもたちについて、心配なことって?
☑︎ 障害のある子ども・若者たちにとって、オンライン・テクノロジーの可能性とは?

【ゲスト】
●野口晃菜さん|LITALICO研究所所長
博士(障害科学)。小学校6年生の時にアメリカへ渡り、障害児教育に関心を持つ。高校卒業時に日本へ帰国、筑波大学にて多様な子どもが共に学ぶインクルーシブ教育について研究。その後小学校講師を経て、現在障害のある方の教育と就労支援に取り組む株式会社LITALICOにてLITALICO研究所所長として、一人ひとりに合わせた支援・教育の実現のための仕組みづくり、自治体との共同研究、少年院との連携などに取り組む。文部科学省「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」委員
https://https://litalico.co.jp/lab/
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●津田憲吾さん|発達障害専門学習塾marble・作業療法士
支援学校の教諭である父親の影響で、幼少期より障害を持った子どもと共に育つ。その中で、父親の勧めもあり作業療法士を志す。医療分野、児童福祉分野で経験を積み、現在は発達障害専門学習塾marble のプロジェクトリーダーとして、一人ひとりに応じた学びづくりに取り組んでいる。
https://www.facebook.com/marble.oita/
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●小倉理佳さん|SMA SHIP 代表
1996年埼玉県生まれ、大阪府吹田市在住。SMA(脊髄性筋萎縮症)Ⅱ型。実家で暮らしながら、主にウィークデーはヘルパーさんから介助をうけて生活。関西大学文学部教育文化専修卒(教員免許も取得)。現在、本業は『ペケーニョ(https://www.instagram.com/peque_shop/)という屋号でアクセサリーを作ってウェブ販売や委託販売、たまに出店をしている。
そのほかにも、SMA SHIP(https://smaship0505.amebaownd.com/)というSMA当事者の団体の代表、DO-IT Japan(https://doit-japan.org/)で出会った障害当事者とともに、教員・教員を目指す学生を対象にしたイベント開催、生き博(https://mobile.twitter.com/ikikatakansai)運営にも関わっている

【コーディネーター】
●武田緑|Demo代表 ・ 教育ファシリテーター
民主的な学び・教育=デモクラティックエデュケーションを日本中に広げることをミッションとして、教育関係者向けの研修の企画運営、現場の課題解決のための伴走サポート、教材やツールの開発・提案、キャンペーンづくりなどに取り組んでいる。
http://dem0.work

▶︎ Seminar A ◀︎
外国人家庭・外国ルーツの子ども・若者たち


大阪の繁華街・ミナミの地域で、外国ルーツの子どもたちの居場所づくり・学習支援を行っている『Minami子ども教室」。コロナで普段通りの活動が制限される中、そして「夜のまち」が名指しで批判される中、そこで働くママたちとその子どもたちの相談に乗り、生活と学びを支えるために奔走されてきた金さんをゲストにお招きします。外国人家庭・外国ルーツの子どもたちがコロナ禍で受けている影響について知ることを通して、日本社会のこれからのあり方を考えていきたいと思います。

【ゲスト】
●金光敏(キムクァンミン)さん|Minamiこども教室実行委員長
大阪市生まれ、在日コリアン3世。(特活)コリアNGOセンター理事兼事務局長、Minamiこども教室実行委員長、NPO法人コレジオ・サンタナ理事、学校法人白頭学院建国幼小中高校理事。大学非常勤講師、行政諮問委員などを務める。 単著に『大阪ミナミの子どもたち〜歓楽街で暮らす親や子どもを支える夜間教室の日々』(彩流社) 共著に『多文化社会を生きる子どもたちとスクールソーシャルワーク』(かもがわ出版)ほか  https://www.facebook.com/356279471937692/

▶︎ Seminar B ◀︎
LGBTQの子ども・若者たち

コロナ以前のから、校則や学校のルールなどで負担を抱えることが多いLGBTQ(セクシュアルマイノリティ)の子ども・若者たち。
彼ら彼女らにとって今回の休校や、コロナでの自粛・新しい生活様式はどんな経験になっているでしょうか。
今回は、コロナショック下での影響に加えて、実際にトランスジェンダーのお子さんを持つお母さんにもご参加いただき、学校をより暮らしやすい/学びやすい場所にすべく当事者がアクションを起こしている事例もご紹介いただきます。

【ゲスト】
●遠藤まめたさん|LGBTユースのための居場所・にじーず代表
1987年埼玉県生まれ。トランスジェンダー当事者としての自らの体験をきっかけにLGBTの子ども・若者支援に関わる。LGBTユースのための居場所にじーず代表。著書に「先生と親のためのLGBTガイド 〜もしあなたがカミングアウトされたなら」(合同出版)ほか。

 &小学生のトランスガールのお母さん

▶︎ おしゃべり交流cafe◀︎

エデュコレonline FESに1日参加して感じり考えたことを振り返りつつ、普段からのモヤモヤや関心ごとなども少人数でおしゃべりしましょう^^

開催概要

■日時:2020年7月5日(日) | 開場 9:50 / 開始 10:00 / 終了 17:00

 

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